まず初めに
皆さんは今こんな悩みをお持ちではないでしょうか?
「乗りたいバイクがあるけど初心者には難しいのではないか?」
「結局どのバイクを買えばいいかわからない」
「皆んなのおすすめのバイクを知りたい」
等々このような声が聞こえてきます。
結論から言いますと
自分が”心の底から乗りたいと思ったバイク”に乗るべきだと私は思います!
乗りたいバイクがあったのに壊れやすいから、扱いが難しいから、他のバイク乗りの人にやめとけと言われたから等々色々な理由で憧れだったバイクに乗らず後悔した方々を私はたくさん見てきました。
妥協で選んだバイクに乗っていて憧れのバイクとすれ違った時の事を想像してみてください。
最悪の気分になるでしょう?だから私は”心の底から乗りたいと思ったバイク”に乗るべきだと言っているのです。
あなたが惚れたバイクが一癖、二癖あるバイクで他の方々に反対されるようなものでも“好き“という気持ちがあればそのくらい気にならないと思います。
私はROYAL ENFIELD Bullet350という癖の強いバイクに乗っています。
そんな私が言っているので皆さん私を信じてください笑
それでもバイクを選べないという方に向けてこれから250cc~400ccおすすめバイクを紹介させて頂きます。
おすすめの中型バイク(250cc~400cc)10選
ヤマハ SR400
1978年〜2021年まで販売していたロングセラーかつヤマハが誇る日本の名車SR400です!
やや古めかしくとてもシンプルな見た目がカッコよくも可愛くもあるおしゃれなバイクです。車重も軽くハンドルの取り回しもしやすい為初心者からベテランライダーにまで人気があります。400ccの単気筒エンジンの鼓動感、排気音はTHEバイクという感じです。一般道をトコトコ走るにはもってこいのバイクです。
このバイクのメリット
・軽い ・足つきがいい ・燃費が良い ・カスタムパーツが豊富 ・コーナリングが楽しい ・SR400のミーティングが多い ・デザインが良い
このバイクのデメリット
・キックスタートしかない ・メッキの手入れが大変 ・空冷エンジンなので夏場は暑い ・高速走行は少ししんどい
こんな人におすすめ
クラシカルな見た目が好きな方、下道をトコトコと走りたい方、王道バイクに乗りたい方そんな方におすすめです。400cc単気筒エンジンは味わい深く、この鼓動感にハマる方はとても多いので気に入った方はぜひ乗ってみてください!
ヤマハ ドラッグスター400
こちらは大人気アメリカンバイクのドラッグスター400です!
中型とは思えないくらい大きなバイクでその見た目は迫力があります。アメリカンクルーザーの特徴として語られるロー&ロングのスタイルに、空冷Vツインエンジンを搭載し、アメリカンらしいアメリカンなデザインとなってます。
このバイクのメリット
・400ccとは思えない車格 ・アメリカンらしいスタイリング ・足つきがとても良い ・カスタムパーツが多い ・シャフトドライブの為メンテナンスが楽
このバイクのデメリット
・バンク角が無い為あまり曲がらない ・車体が重い ・パワーが無い ・チューブタイヤなのでパンクしたら大変
こんな人におすすめ
中型ででかいアメリカンバイクに乗りたい方、チェーンのメンテが嫌な方、カッコいいこの見た目が好きな方におすすめです。見た目に惚れる方が多いと思うので休憩中に愛車をじっくり見て楽しみましょう!
ホンダ CBR250RR (MC18)
250ccクラスでは上位のスペックを誇るスポーツバイクCBR250RRです!
最新のCBR250RRは並列2気筒エンジンで規制をクリアしつつ、細部の見直しでこれまでよりも1PSアップの42PSとハイスペックとなっています。
このバイクのメリット
・エンジンが滑らかに回る ・十分過ぎるくらい速い ・車体が軽い為取り回しが楽 ・スリムな車体なので足つきがそこそこ良い ・コーナーの安定性が良い ・ダブルディスクでしっかり止まる
このバイクのデメリット
・ホンダ車全般に言えるがホーンとウインカーの位置が逆で間違えやすい ・スタンドがやや長めなので駐車場の傾斜に注意しないといけない ・積載性があまり無い ・タイヤの選択肢が少ない
こんな人におすすめ
現行車で速くて乗りやすいバイクが欲しい方、コーナリングを楽しみたい方、サーキットで走りたい方など根っからバイクを走らせる事が好きな方におすすめです。乗りやすく速いバイクなので公道では制限速度を守って走るよう心がけましょう!
ホンダ レブル250
20年ぶりに蘇った大人気車種のレブル250です。
かつてのレブル同様に、アメリカンタイプだったが、かつてのレブルが豪華クルーザーらしさを250ccで表現しようとしていたのに対し、新型レブル250は、「素材感」の強いシンプルスタイルが特徴的でカッコいいです。
このバイクのメリット
・単気筒のパルス感が良い ・乗りやすい ・足つきが良い ・燃費がいい(リッター約30km) ・排気音が良い ・車体が軽い
このバイクのデメリット
・他のアメリカンバイク程ではないがバンク角が少ない ・身長が高い人にはポジションが窮屈 ・高速走行は少しきつい ・タンク幅が狭い為ニーグリップしにくい
こんな人におすすめ
この個性的な見た目が好きな方、扱いやすく気軽に乗れるバイクをお探しの方、流行りのバイクに乗りたい方などスペックよりも見た目や乗りやすさを重視する方そして初心者ライダーにもおすすめです。
カワサキ Ninja250
日本にふたたび250ccフルカウルスポーツ人気をもたらしたニンジャ250R!
中低速域から扱いやすく大容量のタンクとあいまってロングツーリングも難なくこなす優等生気質かつスポーツ要素があるバイクです。
このバイクのメリット
・低速回転から高速回転までの加速バランスが良い ・高速走行でも車体があまりブレない ・タンク容量が大きい ・旋回性能が高い ・前傾過ぎないポジション
このバイクのデメリット
・積載性があまり無い ・サイレンサーの遮熱板が錆びやすい ・標準で付いてくるヘルメットロックが使いにくい ・エンジンブレーキがさほど効かない
こんな人におすすめ
Ninjaというバイクが好きな方、ロングツーリングをしたい方、コーナリングを楽しみたい方などバイクを走らせる事が好きな方におすすめです。
ヤマハ YZF-R25
こちらも大人気車種YZF-R25です!
249ccの水冷4ストDOHC4バルブ直列2気筒エンジンは、36psの最高出力を毎分12,000回転時に発生させる高回転型ながらも扱いやすく、「毎日使えるスーパースポーツ」というキャッチフレーズのバイクです。2021年モデルからはABS搭載モデルのみとなり安全性に磨きがかかりました。
このバイクのメリット
・初心者でも扱いやすい ・コーナリングしやすい ・ヘッドライトが明るく夜の運転も安心 ・防風抜群のスクリーン ・高回転域が気持ちいい ・100キロまでなら振動が少ない ・車体が軽い
このバイクのデメリット
・積載性があまり無い ・純正ミラーが見にくい ・低速トルクが薄い ・フロントブレーキの効きか少し弱い ・純正ノーマルタイヤのグリップ力が微妙
こんな人におすすめ
カスタムパーツが多いのでカスタム好きな方、キツ過ぎない前傾姿勢が良い方、扱いやすいバイクをお探しの方におすすめで、ヤマハ特有の見た目の美しさがあり、乗り手に寄り添う感じでフレンドリーなバイクです。
カワサキ エストレヤ
惜しくも2017年をもって生産終了されたカワサキのエストレヤです。
初期から生産終了まで、細部の造形やメッキ加工、カラーリングなどにこだわり続けたモデルで見た目の美しさ、バイクらしさはピカイチです。またエンジンも空冷単気筒の250ccでバイクらしいバイクとなっております。
このバイクのメリット
・250ccで車検がない ・クラシカルなデザインがオシャレ ・足付きがいい ・ゆっくり走ると楽しい ・現在では珍しいロングストロークのエンジンが面白い ・取り回しがいい ・乗り心地がいい ・排気音が心地いい ・燃費がいい
このバイクのデメリット
・高速走行がきつい ・メッキ類が錆びやすい ・パワーが無い ・ハンドルロックとキーが別の場所にあって面倒くさい ・フロントブレーキの効きがイマイチ ・バルブクリアランスの調整を行わないと止まった時に稀にエンストする
こんな人におすすめ
最近のモデルでクラシカルなバイクに乗りたい方、女性の方、粘っこい単気筒エンジンを楽しみたい方、下道をゆっくり走りたい方におすすめです。パワーが無いという声が多いのですが、高速道路をあまり使わない人にとってはそんなにデメリットではないと思います。ゆっくりとゆとりを持った大人な走りで楽しみましょう!
ホンダ GB350
今話題筆頭中の人気車種ホンダGB350です!
GB350は、排気量348ccの空冷単気筒エンジンを搭載した、クラシカルなテイストが特徴のスポーツモデルとして、2021年4月に発表されました。ネオクラシカルな雰囲気がとても印象に残る一台です。
このバイクのメリット
・クラシカルな見た目が良い ・燃費が良い ・乗り出し価格が安い(約62万) ・低回転時の鼓動感が良い ・排気音が良い ・操作性が良い
このバイクのデメリット
・パワーが足りない ・収納スペースがあまり無い ・タコメーターが無い ・所々安っぽい
こんな人におすすめ
高速道路にあまり乗らない方、下道をゆっくり走りたい方、このクラシカルな見た目が好きな方、カッコよくて燃費のいいバイクに乗りたい方におすすめです。こちらもパワーが無いという声が多いですがスペックを求める方はこのバイクを選ばないと思います。最近派生モデルのGB350Sや、GB350Cというモデルも出てきたのでこちらも注目です!
スズキ GSX250R
2017年4月に発売されたフルカウルスポーツのスズキGSX250Rです!
エンジンはGSR250ゆずりの248cc水冷並列2気筒ユニット。他のメーカーのフルカウルスポーツと違い、街乗りで多用する中低速域での扱いやすさを重視したモデルです。とはいえ、GSR250Fよりも11kgも軽くキビキビと走るバイクとなっております。
このバイクのメリット
・他の250フルカウルと比べてサイズが大きくカッコいい ・中低速域が扱いやすくエンストしにくい ・扱いやすい ・シートが柔らかく疲れない
このバイクのデメリット
・高速走行が少しキツイ ・数値上の性能が他社バイクに劣る ・風防が少し小さい ・車重が少し重い ・シート幅が広く足付きが悪い
こんな人におすすめ
フルカウルスポーツで扱いやすいバイクに乗りたい方におすすめです。他のメーカーの250ccクラスにスペックこそ劣りますがここまでフレンドリーなフルカウルスポーツはなかなか無いと思います。全体的にバランスの取れた良いバイクですのでそんなに気負わず乗れるでしょう。
CB400SF
少し前まで教習所のバイクだったCB400SFです!
エンジン回転数に応じて吸排気バルブの開閉を変化させるハイパーVテックを搭載しており、扱いやすさだけではなく過激さも兼ね備えている名の知れた名機です。
このバイクのメリット
・速い ・扱いやすい ・VTECの音と加速感が良い ・癖が無い ・下のトルクもしっかりある ・純正装着のブレンボキャリパーで制動力抜群 ・足つきが良い ・塗装が傷みにくい ・着脱、交換が容易で楽 ・頑丈
このバイクのデメリット
・シートが硬い ・排気音が静かすぎる ・周りから教習車と言われる
こんな人におすすめ
VTECが好きな方、癖のないバイクに乗りたい方、全体的にバランスの良いバイクに乗りたい方におすすめです。とにかく癖がなく乗りやすい為、教習車に選ばれたのです。良いバイクに間違いありません。普通すぎてつまらないと言う方がいますがそれはこのバイクの奥深さに気付いてないだけです。スーフォアは乗れば乗るほど虜になる、そんなバイクだと思います。
最後に
いかがでしたか?自分がどんなバイクに乗りたいのか、どんな風にバイクを楽しみたいのか、本当に乗りたいバイクはどれなのか答えは見つかったでしょうか?最初にお伝えした通り自分が乗りたいと思ったバイクに乗るのが一番です。一度冷静に考え正しい答えに辿り着けることを心より祈っております。
それでは皆さん、最高のバイクライフを楽しんでください!
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